一般社団法人日本移植会議は、2023年9月30日(土)に、公開シンポジウムを公開します。
日本は今、移植医療が必要な患者さんが増加傾向にあります。日本国内の移植医療の数が少ないため、患者さんによっては、海外渡航に頼らざるを得ない状況にあります。
しかし、渡航先の国の患者さんの権利を奪うという批判があり、WHO(世界保健機関)から、国の患者さんは自国で移植するよう、また自国の臟器提供を増やすよう勧告されています。
このシンポジウムでは、移植医療を待つ患者さんと受けた方、ドナー家族、現場に携わる方、それぞれの立場からのお話を伺います。移植医療についての現状と課題を認識し、理解を深められるよう、多くの方々の参加をお待ちしています。
参加費は無料です。事前申込は不要です。開催当日は、会場に直接お越しください。
会場では、移植を受けて元気に過ごしている子ども達の絵を展示しています。
開催日時
2023年9月30日(土)13時30分~16時30分
会場
聖路加国際大学 本館1階 アリス・C・セントジョンメモリアルホール
東京都中央区明石町10-1
アクセス:東京メトロ日比谷線築地駅下車徒歩3分、東京メトロ有楽町線新富町駅下車徒歩5分
参加費
無料
参加方法
直接、会場(聖路加国際大学本館1階アリス・C・セントジョンメモリアルホール)にお越しください。
プログラム
救える命を救うために
総合司会 渡邊 あゆみ 氏 NHK財団アナウンサー
1. 移植を待つ方、移植を受けた方から
司会
吉田 俊子 氏 聖路加国際大学看護学部長
布田 伸一 氏 東京女子医科大学教授
- 移植待機患者様 50歳代男性 「綱渡りの5年」
- 移植待機患者様 10歳未満女児 「わが子の移植後の人生を夢みて」
- 小林未央 様 「心移植後30年を経て新たに思うこと」
2.ドナー家族の立場から
司会
横田 裕行 氏 日本救急医療財団理事長
吉川 美喜子 氏 厚生労働省移植医療対策推進室 室長補佐
- 米山 順子 様(ドナー家族会「くすのきの会」代表)「臓器提供に至るまで、その後の思い」
- 森本 隆 様 陽子 様(ドナーご家族) 「ドナーファミリーとして伝えたいこと」
- 三浦 拓 様(ドナーご家族) 「できる限りいのちを守り、いのちを繋いでいくために」
3.提供の現場から
司会
島崎 修次 氏 日本救急医療財団前理事長
木戸 英晶 氏 前株式会社アサツーディ・ケイ取締役会議長
ドナー・家族の意思を尊重し、実現するために
- 横田 裕行 氏 日本救急医療財団理事長
- 渥美 生弘 氏 聖隷浜松病院救命救急センター長
- 中尾 篤典 氏 岡山大学救命救急科長、高度救命救急センター長
詳細
下記パンフレット(PDF版)
主催・この件のお問い合わせ
一般社団法人日本移植会議
URL:https://nihon-ishoku-kaigi.com/
以上