東京大学先端科学技術研究センター並木研究室は、2025年8月30日(土)、障害や病気のある中学生・高校生で、障害や病気に関係なく実験や実習のできる環境づくりに関心のある方を対象に、「インクルーシブラボで生物実験タイム!ひらめきときめきサイエンス ようこそ大学の実験室へ」を、東京大学先端科学技術研究センター(東京大学駒場2キャンパス)で開催します。

 東京大学先端科学技術研究センター並木研究室は、病気や障害のある生徒を研究室に招いて科学実験を行い、実験環境のバリアをなくしていくためにはどうしたらよいのかをいっしょに考える活動をしています。
理系分野に興味がある(けれど、障害や病気のせいで進学などをためらっているかもしれない)生徒のみなさん、夏休みにいっしょに生物実験を体験してみませんか?
障害や病気(の自認)のない中学生・高校生でも、だれもが使うことのできるインクルーシブな実験環境にご関心を持たれた方は、ぜひご相談ください。

8月30日開催東京大学先端科学技術研究センター並木研究室主催障害や病気のある中学生や高校生対象インクルーシブラボで生物実験タイムひらめきときめきサイエンスようこそ大学の実験室へ

開催日時

2025年8月30日(土)10時から17時

開催場所

東京大学駒場2キャンパス 3号館南棟4階454号室
〒153-8904 東京都目黒区駒場4-6-1

実験テーマ

生体電気の計測
自分の筋肉や植物の葉などに電極を付けて、動物や植物の発生させる電気を計測します。
手のひらサイズの測定装置で電圧の変化を検出し、その信号をタブレットやスマートフォンのアプリで確認します。

実験試料の準備状況などによってプログラムの一部が変更となる可能性もございます。あらかじめご了承ください。

対象者

障害や病気のある中学生・高校生で、障害や病気に関係なく実験や実習のできる環境づくりに関心のある方。
医師による診断のある方のほか、診断がなくても、実験や実習の授業などで困った経験のある方の参加を歓迎いたします。

たとえば、障害があることを理由に授業で実験をさせてもらえなかった、周囲の音や光のせいで実験作業にうまく取り組めなかった、実験作業をしながら記録をとるなど同時に複数の作業をするのについていくのが大変だった、など。

実験作業のために介助や配慮を必要とすることは、参加に一切差し支えありません。
手話通訳などの合理的配慮についてお気軽にご相談ください。

定員

5名程度

応募者多数の場合は、抽選によって参加者を決定します。
抽選は、障害や病気の状態を問わずに実施します。

参加者抽選後の手続き
  • 参加者の決定後は、できるだけ早く、結果を応募者のみなさまにメールでお知らせいたします。
  • 参加の決まった方には、実験の準備のために、事前に個別にお話を伺いたいと考えています。
    オンラインで会話の可能なアプリ(Zoom等)、電子メール等を利用いたしますので、ご承知おきください。
    詳しくは、参加決定を通知する際にお知らせいたします。

参加費

無料

応募方法

応募フォームまたは電子メールのどちらかの方法で、応募してください。
応募締切は、2025年7月20日(日)まで。

応募フォーム

電子メール

  • 送り先のメールアドレス
    namiki@rcast.u-tokyo.ac.jp
    ※アットマークは半角に置き換えてください。
  • メールの件名
    ひらめき申し込み
送信内容
  1. 氏名およびフリガナ
  2. 学校名および学年
  3. 生年月日
  4. 住所
  5. 電話番号(日中に連絡の取れる番号を書いてください)
  6. メールアドレス(パソコンから受信できるように設定してください)
  7. 保護者による参加の同意の有無
  8. 当日の緊急連絡先となる保護者の電話番号
  9. 保護者や学校関係者による見学希望の有無
    見学希望者の氏名およびフリガナ、見学希望者と生徒本人との関係
  10. このプログラムに応募する理由・動機を教えてください。
  11. どのような病気や障害をお持ちですか。
  12. 日常的に使用している支援機器・装具等があれば教えてください。
    例:車いす、拡大読書器、補聴器など
  13. 日常生活で、行いにくい動作や介助を受けている行為がありますか。できるだけ具体的に教えてください。
  14. 過去に学校の授業などで実験・実習を行ったときに、困ったことがありましたか。できるだけ具体的に教えてください。
  15. このプログラムに参加する場合、介助者を必要としますか。必要である場合、介助者はご自分で手配できますか。
  16. このプログラムに参加する場合、情報保障(手話通訳・文字通訳など)を必要としますか。
    ニーズがあれば、具体的に教えてください。
  17. 実験などの作業時に、椅子(キャスターつき)に座って作業しますか。それとも、車椅子等に座ったまま作業しますか。
  18. 気になることがございましたら、ご自由にお書きください。

この件に関するお問い合わせ

東京大学 先端科学技術研究センター 並木重宏研究室
Email: namiki@rcast.u-tokyo.ac.jp
※アットマークは半角に置き換えてください。

以上