2025年7月17日に逝去された、NPO法人境を越えての理事岡部宏生さんが生前企画されていた「誰もが制限なく訪れることができるコンサート」を、2025年11月20日（木）、豊洲文化センター（東京都江東区）で開催します。出演は、チェリストの吉井健太郎さんです。
生で音楽を聴きたい･･･そう思いながらコンサートへ行きづらいと感じていませんか？
人工呼吸器の動作音、車椅子のサイズ、反射的に声が出てしまう、長時間じっとしていられない、介助者分のチケット代等々様々な理由からライブで音楽を楽しむことはむずかしいと諦めていませんか？
人工呼吸器などアラームの鳴る機器をご使用中の方も、みんなでコンサートを楽しみましょう。
岡部宏生さんはALS当事者で、日本難病・疾病団体協議会（JPA）前理事をつとめられました。
開催日時
2025年11月20日（木）
15時開場
第一部 16時から17時まで
第二部 19時から20時まで
会場
豊洲文化センター レクホール（7階）
東京都江東区豊洲２丁目２−１８ 豊洲シビックセンター内
プログラム
出演
チェリスト 吉井健太郎さん
第一部 16時～17時
バッハ無伴奏組曲 第1番ト長調 第5番ハ短調
第二部 19時～20時
バッハ無伴奏組曲 第2番ニ短調 第3番ハ長調
入場料
無料
入場対象
岡部宏生さんの趣旨に賛同される方。
趣旨
>岡部さんは2010年に初めて吉井健太郎のチェロの演奏を聴きました。
>その時の感想「ALSになって初めて病気のことを忘れて音楽に没頭した」
>羽田奈央のピアノ演奏にも同じ感覚があったと聞いてます。
>岡部さんがこのコンサートに寄せる思いを語ってくれました。原点は吉井さんと奈央さんの演奏をみんなに聞いてもらいたいという事です。
みんなって誰をいうのだろうと思いましたか？
TO TOはコンサートホールで、車椅子席がとても良かったのですが、とにかく少なかったのが気になりました。人は食べものだけで生きていけません。
心があるからです。
私は音楽がなければ、とっくに死んでいたかな？と思います。
患者同士で音楽で繋がっています。
吉井さんと奈央さんの演奏をみんなに聴かせたいです。
それはどんな事より、心に刻まれると思います。
さまざまな障害や病気を超えて届くはずです。
引用：岡部宏生presentsみんなでコンサート ウェブサイト
この趣旨に賛同しているNPO法人ICT救助隊は、ウェブページの作成や広報等でコンサート開催に協力しています。
入場方法
事前申込が必要です。
申込専用フォームからお申込ください。
備考
- アラームの鳴る機器（人工呼吸器等）を利用されている方もご入場いただけます。
- 演奏中、演奏以外の音が鳴る場合もあることをご了承ください。
主催・協力
主催：なずなの会
協力：メディアチャパ、NPO法人ICT救助隊
この件のお問い合わせ
メールアドレス：chapa＠mediachapa.com
※アットマークは半角に置き換えてください。
以上
