2024年度「5月23日は難病の日」啓発ポスターは、審査の結果、下記の通り決定いたしました。
多数のご応募ありがとうございました。

最優秀賞

知ることで支える
作:A.I.さん

難病のことを理解してもらい、難病の人に寄り添うように集まってくる人々の様子をイメージ。
ハートは心の支えになることを、人型の色は老若男女いろいろな世代を表しています。
誰もが難病のことを知って、患者さんの希望となるようなヴィジュアルを目指しました。 

優秀賞

みんな関係ある
作:あぷりこっと さん

知らなかったから、考えたことがないから誰かが言ったことを信じてしまう。
しかし、病を負う確率は低くとも、可能性は全員ある。
このポスターが考える機会を与え、少しでも難病について正しい理解をしてもらうことで、互いを尊重し、思いやり、安心して暮らせる社会になると考えている。

一つも命を取りこぼさない社会づくり
作:mumu さん

体や心のあり方は一人ひとり違います。
そんな違いを色の違うハートに見立てて、どんな命も大事にしていく為に支え合っていく社会にしていこうというメッセージを込めました。

佳作

心を支える1つ1つの小さな助け
作:H.H. さん

まず、優しさ溢れる社会であってほしいということを表すために、全体的に淡い優しい色合いにしました。
1つ1つの何気ない優しさをパズルピースにみたて、『心』を表現したハート型のパズルが1つ1つの優しさで完成し支えられているということを表現しました。
また、パズルは心を表現するだけでなく、ヘルプマークにある+マークとハートマークを組み合わせました。
他に、難病の日に振り仮名をつけ、子供にも難病の日があるということを少しでも知ってもらえるよう工夫し、キャッチコピーにある『心』の文字をハート型で囲み、赤い糸で人々はつながっているということを少しでも感じられるよう工夫しました。

難病
作:S.T. さん

341種類の指定難病の病名で描かれた青色の円は難病のある人と希望を象徴します。
赤色の小さなハートで描かれた手は受けとめ支える偏見・差別・誤解の無い社会を象徴します。
この2つの要素で、ひとりで苦しまないでというメッセージを象徴します。
●デザインの意図
いまだに難病についての社会的認知度が低いため、難病のある人の多くが偏見や差別、誤解を受けた経験があり学業や仕事の継続が困難になった事例が少なくない。
しかし医療等の進歩により、難病があっても疾患管理を適切に行うことで日常生活上の自立が可能になっている人が多い。
希望を持ち社会貢献や自己実現を目指している人も少なくない。難病のある人を正しく理解し受けとめ支えることが重要です。

誰もが安心して暮らせる社会
作:kiki さん

私が難病について持っていたイメージは、「難しい病気」「寝たきり」等、言葉から感じられる印象のものでした。
ですが、このポスター制作を機に色々調べてみると、病気治療と両立しながら、普通に仕事をし、日常生活を送っている方がいるという事実でした。
私のように、「難病」と聞くと言葉から得られるイメージが先行してしまい、「自分事」ととして考えるきっかけが得られにくい方が多くいるのではと思います。
「もし、隣の人が難病だったら?」
「もし、自分の大切な人が難病だったら?」
とまずは身近に考えてみて、誰もが安心して暮らせる世の中が広がればと思い、ポスター制作にあたりました。

この件に関するお問い合わせ

一般社団法人 日本難病・疾病団体協議会(JPA)事務局
〒170-0002  東京都豊島区巣鴨1-11-2 巣鴨陽光ハイツ604号
TEL:03-6902-2083
FAX:03-6902-2084
MAIL:jpa@nanbyo.jp ※メール送信の際は、アットマークを半角に置き換えてください。

以上