JPAより、今年の1月に「適切な遺伝医療を進めるための社会的環境の整備を目指す議員連盟」へ提出・成立のお願いをしていました、「良質かつ適切なゲノム医療を国民が安心して受けられるようにするための施策の総合的かつ計画的な推進に関する法律案」が、昨日6月9日(金)の参議院本会議において、賛成多数により可決・成立しました。

米国や欧州などでは、遺伝情報による不当な差別や社会的不利益の防止についての法規制がありますが、日本国内では個人情報保護法による対応のみとなっており、法規制がありませんでした。そのため、今回の法案の可決・成立は大きな一歩となります。

今後法律に基づいた具体的な施策実行されるよう、引き続き注視していきたいと思います。