2019年にALS患者から依頼を受け、薬物を投与して殺害した嘱託殺人の罪などに問われた医師の男に対し、2024年3月5日(火)、京都地裁は懲役18年の判決を言い渡しました。
判決後、裁判を傍聴したALSの患者団体からもコメントが発表されており、下記の通り報道等でも取り上げられています。
【速報】ALS患者団体ら「この事件はただの殺人」 患者女性への嘱託殺人で医師に懲役18年の判決 裁判傍聴の患者「怒りと悔しさで震えが止まりません」
>> https://news.yahoo.co.jp/articles/757681d429f9044ac549a269f54f8087cc848320
(Yahoo!ニュースへリンク)
ALS
筋萎縮性側索硬化症。指定難病。
手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていく病気です。しかし、筋肉そのものの病気ではなく、筋肉を動かし、かつ運動をつかさどる神経(運動ニューロン)が主に障害をうけます。その結果、脳から「手足を動かせ」という命令が伝わらなくなることにより、力が弱くなり、筋肉がやせていきます。その一方で、体の感覚、視力や聴力、内臓機能などはすべて保たれることが普通です。
(出典:難病情報センター)
以上